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2014年1月27日 (月)

1月17日アンドレ・ジョリヴェ コンサート

フルーティスト/パーカッショニストなら、

 
一度は名前を耳にした事があるであろうフランスの作曲家、
 
 
そのジョリヴェ氏の没後40周年のメモリアルとして、
 
パーカッション界の第一人者、上野信一先生率いるパーカッショングループで、 
 
ジョリヴェ作品のコンサートが企画され、
 
わたくし、『フルートコンチェルト第2番』を演奏させていただきました。
 
 
 
 
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このコンサート企画のすごかったところは、
 
プログラムが、なっかなか滅多に生演奏ではお目にかかれない、
 
準備・演奏が大変なものばかりだったということ!!!
 
客席にいらっしゃった方は、
 
本当に貴重な時間を過ごされたのではないかしらと思います。
 
このコンサートの告知は、
 
ジョリヴェの公式サイトでも紹介されています。
 
 
   bud bud bud bud bud
 
 
コンチェルトの指揮者なし演奏に挑戦させていただけたというだけで、
 
成長させていただいた想いで一杯ですが、
 
今回なにより貴重だと思ったのは、伴奏楽器が全て「打楽器」ということ。
 
 
何が難しかったかと言うと、
 
普通は、曲を練習する時、
 
伴奏部分が全て乗っている『スコア』を使って勉強する訳なのですが
(これはフルートアンサンブルや、フルートとピアノの作品でも同じな訳ですが)、
 
打楽器の場合、スコアに書いてある音が「ドレミファソラシド」ではないので、
 
スコアを見ても、一体何の音が鳴るんだかさっっっぱり分からなかった事…sweat02 
 
 
そんな訳で、
 
昨年の夏休みに帰国していた時から、
 
上野先生宅に通わせていただきfoot準備を重ねて臨んだコンサートでございました。
 
 
そして、ビックサプライズがあったのは、年末のリハーサル。
 
なんと、
 
別のイベントで来日中だったジョリヴェの実の娘さんに
 
リハーサルを聞いていただける機会が!!!!
 
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(左から 若林、新野将之さん、上野信一先生、Cristineさん、荻原松美さん、悪原至さん)
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実娘のCristineさん、マリオ先生とも仲良しで、
 
私がマリオ先生の弟子だと分かると、とても打ち解けて沢山の事を話して下さいました。
 
 
   shine shine shine
 
巨匠ランパルによって委嘱された二つのフルートコンチェルト。
 
第2番のコンチェルトを依頼されたとき、
ジョリヴェ氏は
「何か普通の『コンチェルト』のイメージとは違うフルートコンチェルトを…」との発想から、
彼の作品の代名詞でもある、『打楽器』を伴奏楽器に選び、
この貴重なフルート×打楽器のコンチェルトが生まれたという事。
 
 
第2楽章だけアルト・フルートになっているのは、
初稿(全楽章普通のフルートだったそうです)を見たランパル氏が
「この2楽章は、アルトフルートの方が曲想が生きるのではないか?」
と提案してアルトフルートに変更されたこと。
 
 
 などなど… 
 
 
彼女の発言の中で印象的だったのは、
 
「ジョリヴェ作品は沢山あるが、全ての作品が同じように演奏されている訳ではない。
フルート作品は世界各国で沢山の人達に演奏され、大成している言えるだろうけれど、
中には素敵な作品なのに、なかなか演奏されずに終わってしまうものもある。
アンドレ・ジョリヴェは一人だけど、彼の作品1つずつにもそれぞれの『運命(人生?)』がある。」
 
 
というような言葉。
 
作曲家の近くにいるものとして、おおいに納得でき、共感する言葉でもありました。
 
 
 
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《本番終了後共演者と》
ボスは次の出番のため…不在写真なのが残念!
みなさま、本当にお世話になりました!!
 
 
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《コンサートをナビゲートしてくださった小沼純一さんと》
 
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《ちょっとブレてますが、公演終了後ゲスト奏者の皆さんと♪》
(左から小沼さん、Pf石井佑輔さん、Tp曽我部清典さん、若林)
 
 
 
 
今回演奏させていただいたフルートコンチェルト、
素晴らしい演奏が、You Tubeにあがっているので、
 
ご興味おありの方は是非ご覧下さいませ(^ ^)
 
1回では分かりにくいかもしれませんが、
 
フルートのメロディーをパーカッションで模倣していたり、細かなトリック満載で
噛めば噛む程…的に楽しめる一曲だと思います。
 
 
 
 

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