« 2014年2月 | トップページ | 2014年4月 »

2014年3月

2014年3月19日 (水)

ブルックナー体験

昨秋以降全然行けていなかった、
 
 
 
やっと最近ストラスブールにいられるのと、
 
お世話になってる指揮者の山田和樹さんが来られたご縁もあり、
 
今月は2週連続通いました。(だから論文が進まないのか…なんてcoldsweats01
 
1958330_676835122357868_1026049676_
 
今や世界で大活躍の山田和樹氏。
 
彼の指揮でいつも感じる事は、本番のオケの鳴りがリハまでと全然違うこと。
 
しかも演奏が終わった後、団員さん、みんな笑顔なんです。
 
本番のココ一番で、奏者を乗せて、一つにまとめられる才能、
 
思わず目で追ってしまうスマートな指揮には
 
今回も感服でございました。
 
ちなみにプログラムは、武満徹/モーツァルト/ドボルザーク 
 
武満作品、やっぱり彼の作品はフランスのオケとの相性抜群だなぁ。
 
モーツァルトのピアノコンチェルトも私の大好きな24番♡
 
ソリストのSteven Osvorne氏、初めて聞きましたが、とっても繊細なピアノ。 
 
アンコールのチョイスも素敵でした。 
 
あの超PPPな曲、何だったんだろう。。
 
 
招待でとてもよいお席をご用意いただいてしまったお陰で、
 
終演後に思わずソリストとお話まで出来てしまってラッキーでしたcatface
 
 
  catface   catface   catface  
 
 
そして先週末は、R.シュトラウスとブルックナー。
 
ストラスブールフィルの首席で、音楽院の先生でもあるスーパーオーボイスト
 
(すごいオーボエ奏者と言う意味ですっカタカナで書くとわかりにくいなァ。。)
 
Sebstien Giot氏がソリストでのR.Straussのオーボエコンチェルトだなんて
 
絶対聞き逃せないわ〜!!!
 
と思って、ニマニマしながら馳せ参じた訳だったのですが、
 
意外にも私の中で、Brucknerの発見になりました。
 
ギヨー氏のオーボエは本当に素晴らしく、
 
「オーボエってこんな簡単そうな楽器だったっけ?」というような、
 
まるでCDを聞いているかのごとき素晴らしい演奏でございました。
 
そして、演奏が終わった後の、バックで演奏してた団員さんからの暖かい拍手。
 
奏者同士のこんな素敵な信頼関係の中で演奏するコンチェルトだから、
 
素敵なものになるんだろうなぁ。
 
そしてアンコールはコントラバスとともになんとJazz。
 
オーボエで、しかも超綺麗なクラシックの音のままお綺麗に演奏される
 
“おフランス風”の“おジャズ”。。 レアな体験でした。
 
 
  notes  notes  notes  notes  notes
 
さてさて、
 
本題のブルックナー
 
 
思い返せば、ライブでブルックナー聞くのは今回が人生初でした。 
 
 
ブルックナー狂の友人から、熱烈な解説を聞いた事があったり、
 
もちろん音源では聞いた事あったけれど、
 
どちらかというと今迄は
 
“ブルックナー”って聞くと、
 
お綺麗な和声の応酬で
 
自然の山々が立ちはだかって神様が降りて来るというイメージ。
 
 
でも今回、8番をナマで聞いて、
 
ブルックナーは本当に耳のよい作曲家だというのを心底感じる事が出来ました。
 
 
ベートーベンが壮大で熱いシンフォニーを創ってしまった後、
 
そのベートーベンに対抗するようなシンフォニーを
 
このブルックナーという人が書いたからこそ、
 
その後のウィーンの流れ…
 
マーラー、シェーンベルク、ベルクの作品が生まれたのだなぁ。。
 
ということが、
 
体感的な実感を伴って理解できたのは、本当に貴重な体験でした。
 
 
今、私はたまたま“ゲンダイ”という時間に生きていて、
 
そこには既にマーラーやシェーンベルクやベルクが書いた
 
もっと複雑でショッキングな音楽、
 
ひいては現代音楽まで聞いて知ってるから、  
 
その目線から、ブルックナーを聞くと、
 
「このシンプルな和声で1時間半かぁ。。。」
 
と感じてしまう部分もなきにしもあらずなのだけど、
 
その当時は
 
むちゃむちゃ新しい、カッコよくてセンセーショナルな代物だっただろうし、
 (今聞いてもカッコいいし)
 
1時間半のシンフォニーの中で、かけがえ無いような綺麗な箇所がいくつもあるし、 
このブルックナーと言う人が、
 
シンフォニーを残した意味は本当に大きいと思いました。
 
私は特に3楽章に感動してしまいました。
 
 
  shine  shine  shine  shine  shine
 
今年度、ちょうどストラスブール音楽院で、
 
 
のとても興味深い講義が開催されていて、 
 
講義の中で、
 
ベルク以前のオーストリア/ドイツ系の作曲家のシンフォニーやオペラとの比較で
 
沢山の作品の音源や映像を見ているので、
 
そういう事もリンクして、とてもよい機会でした。
 
  shine  shine  shine  shine  shine
 
昨日、私この話をダンナさんに話したら、
 
彼一押しの演奏がYou Tubeにあがっているとの事。
 
なんと指揮はアーノンクールheart01
 
私が今回聞いた8番は無かったので、
 
有名な5番のシンフォニーを。
 
1楽章の感動的なテーマが、4楽章で帰って来た時キュイーンheart02shineとしてしまいます。
 
(…それにしても、何故アニメの静止画なのだろう。。。)
 

2014年3月16日 (日)

近況もろもろ、、、

あっ!!!!

っと気付けば最近全然更新が出来ていないこのブログ。。
 
尋ねて来て下さっている方、ありがとうございます。
 
 
もう既に日中、コートが要らないくらい暖かなストラスブールで
 
ついに先週から始まってしまった、
 
花粉症か、大気汚染による鼻のムズムズと闘いながら
 
変わらず元気にやってます。
 
Img_8304  
《なーんか、かすんでいるカテドラル。》
 
昨年は3月29日にも雪が降っていた!
 
と先日マリオ先生が主張してたけど(私は覚えてないですが…)、
 
今年が気持ち悪いくらい暖かいのは事実。
 
 
植物とかお野菜とかワインとか、
 
こんなに暖かい冬で大丈夫かなぁ。。。
 
***
さてさて、
 
先月末〜今月頭は、ベルリンに出掛けておりました。
 
 
Img_8162
《ベルリン中央駅》
 
 
その後帰って来てレコーディングをしたり、
 
先週はストラスブールフィルを指揮しに来られた山田和樹さんご家族とご一緒して、
 
コンサートでの彼の素敵な指揮っぷりから、
 
いい指揮者はオケの音を変えられるんだと改めて思ったり。
 
 
今週は休み明けで学校が始まり
 
大好きなお友達がコンサートで千春さんの作品を演奏してくれたり、
 
(下記に写真を添付します♪)
 
他にも興味深いコンサートやらマスタークラスがあったり、
 
各方面から、今後のとても魅力的なプロジェクトのお話を頂けたり…
 
と、そんなこんなで
 
あっという間に気がつけは3月後半! 
 
 
来月のコンサート用の真っ黒な楽譜もさらわなきゃなんないし、
 
やっと決めかけてるルガーノの卒業演奏会の曲もさらわなきゃなんないし、
 
夏までにリリースされる昨年収録したCDのジャケット準備も
 
そろそろ本当にやんなきゃならなかったり…
 
 
なによりの問題は、
 
来月〆切の論文書が相変わらず全く進んでいない事! 
 
(考えて入るんです、頭の中で…) 
 
 
また来週からは旅生活が始まるしなぁ。。 
 
 
  train  airplane  train  airplane  train 
 
…っと書き出してみると、
 
改めて危機感が沸いてきました。 
 
 bearing bearing bearing 
 
 
週末に、招待していただいて聞いて来た、
 
ブルックナーとR.シュトラウスのコンサートの事を
 
書くつもりだったのですが、
 
とりあえず、今日はこのままこの記事アップして 
 
やんなきゃなんない事をやってから、
 
また次の記事で書くことにします。
 
 
  clover   clover   clover
 
 
Img_8301
 
《千春作品「モノローグ」を
 
自身の振付けとともに披露してくれた小山るみこちゃん。》
 
「モノローグ」の歌詞は、草野心平さんの“カエル語”なのです。 
 
1959472_10203396950272469_1122444_2
 
歌って踊れて、素敵なオーラ溢れる彼女。
 
昨年から何度もこの曲をいろんなところでやってくれていて、
 
今回久しぶりに聞かせてもらったのですが、
 
パフォーマンス、サイコーでした!
彼女のパフォーマンスを聞くといつも、 
 
舞台上で、お客さんのココロを惹き付ける力があるのって、
 
やっぱ才能だよな〜。。と思わされます。 
 
そして、今日の午後も、
 
また別のプロジェクトで、千春作品を演奏してくれるので
 
(というか、今週、
 
彼女いろんなプロジェクトで4回も千春作品やってくれてるんです。)
 
 
聞きにいって、パワーをもらってきます!
 
Img_8300_2  

« 2014年2月 | トップページ | 2014年4月 »

フォト
2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

YouTube

  • ベルトラン:「エクトラ」より第2楽章
  • ベルトラン:「エクトラ」より第3楽章
  • 細川俊夫:垂直の歌
  • シャリーノ:歓喜の歌
  • フォーレ:シチリアーノ(シシリエンヌ)
無料ブログはココログ